
久しぶりに飛鳥の世界に浸ろうかと、藤原氏続きで「藤原不比等」と思ったのだが、この著者、聖徳太子虚構説の先鋒の方だった。
しまったとは思ったが、暫く飛鳥時代から遠ざかっていたので、知識のアップデートも兼ねて。
なるほどね。
虚構説の根拠がどうこういう前に、論調(口調?)が好きじゃない。
聖徳太子のあたりはさらっと読み進めて、本題は後半の藤原不比等なんだけど、学生時代に上山春平氏の『神々の体系』を読んだ時の面白さは感じられなかった。
色んな方の学説に触れるのは面白いので、そういう意味では読んでよかったです。
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