百田尚樹の捉える日本人像を、長い歴史を使って表現したもの。
「現代」というのは、「過去」の色々ななことの積み重ねの結果として出来た姿なので、そこに歴史を学ぶ意味がある。
数ある歴史的な出来事の中で、自分が伝えたいことに繋がるものだけを取捨選択して語られたストーリーは、話が散漫にならず500頁もの大作がスピード感を持って一気に読むことが出来る。
ある一つの見方として、面白い一冊に仕上がっています。
ただ、随所に出てくる「世界中を見渡しても、こんな国は日本以外にはない」という旨の記述は、ちょっと鼻につく(笑)
コメント