生産性
これまで生産性向上に関わる色んな本を読んできたけど、これはちょっと毛色が違ってて面白いです。
人事のプロの方が書いたということもあり、人事的な側面からのアプローチは、これまでになかった視点を色々と提供してくれる。
当然、この本にも、直接的に生産性を向上させる「解」は書いてないのだが、色々な手を考える上でのヒントが満載です。
特に、アベレージパフォーマー、ハイパフォーマーの更に上のトップパフォーマーの下りは、色々な示唆を与えてくれます。
あと、会社で若手や中堅から意見を聞くと、「忙しくて時間がないから勉強できない」とかスグに言うけど、今の時代、「そんなもんウチ帰ってから寝る時間削って勉強しろ!」と言えない中、この著者は、「生産性上げて、余裕時間を作って勉強すればいい」とバッサリ。
3%の改善よりも3割の革新、という言葉もグサっと刺さります。
ちょうど、4月以降の人材育成とか生産性向上の施策を考えていたところだったので、同じベースラインで議論が出来るように、周りの管理職にも「この本読め!」を押し付けてしまいました(笑)
どうやって生産性を上げるか?とお悩みの方、2時間ぐらいで読める本ですので是非ご一読を。
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