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2017年2月27日 (月)

DevOps導入指南

DevOps導入指南 Infrastructure as Codeでチーム開発・サービス運用を効率化する


システム開発を25年以上やっている人間からすると、このDevOpsの世界は隔世の感がある。
手書きのプログラム仕様書で重複管理をやっていたなんて、誰も想像がつかないでしょう。(今でもメインフレーム系ではそういうシステムがあるかもしれませんが)


コード書いて、静的テストして、ビルド、デプロイ、テストと、各プロセスが自動化されて、しかもチームでの開発を可能としたこの世界観。


Dev(開発)とOps(運用)が密に協調・連携して、ビジネス価値を高めようとする働き方や文化。
「10+ Deploys Per Day」なんて初めて聞いた時は全く理解できなかったけど。。。


アジャイル開発による継続的な開発への変化によって見えてきた各種運用の課題。
それをInfrastructure as Codeの世界が形成されたことによって解決してきたもの。


この本では、DevOpsを支える要素として、以下の5つを提示しています。
1.抽象化
2.自動化
3.共通化
4.継続的インテグレーション
5.モニタリング




個人的には、この中で「1.抽象化」が進んできたことが、DevOpsが発展した一番の要因だと思う。
ハードウェアに始まり、色々なレイヤーを抽象化してきたことが、Infrastructure as Codeを実現出来た最大の勝因。


Jenkinsとか個々のOSSに特化した本にいきなり飛びつくのもいいけど、こういう全体を俯瞰した本を一冊読んでおくのも、DevOpsの理解を深めるには有用だと思います。




でも、実はこれ職場で今ひとつ受け入れられないんですよね。。。


アプリケーションを作る為のOSSに飛びつきたがる現場や、AWS使えばスグになんでも出来ると思っている方々。
そうじゃないんだよ。
「動くモノ」を支える、こういった技術や開発プロセス、考え方、文化といった土台が重要なのに、なかなか理解が進まない。
しかもそういう人達に限って、アーキテクチャの一つも勉強していない。




地道に布教活動を続けております、ハイ(笑)

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