大江戸鳥瞰図
江戸末期の文久二年(1862年)、火事で江戸城本丸が消失する前年を想像した江戸の鳥瞰図は圧巻の一言。
江戸から神奈川にかけて、詳細に書き込まれた絵図は、これまでに見たことがないスケールと緻密さで書き込まれている。
原図では約7m4方のものを細分化し、現代の地図に重ね合わせて見ることも可能になっているので、今の街並みと頭の中で重ねて想像すると楽しい。
江戸中心地の大名屋敷や河川、橋なんかは勿論興味深いのだが、中心からちょっと離れた今の世田谷区や中野区あたりでも、このあたりは既に田畑だったとか、里山だったとかもよくわかってイメージが膨らみます。
なにはともあれ膨大なエネルギーを注ぎ込んで作られたと思われるこの鳥瞰図、是非一度ご覧下さい。
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