EDO-100: フカヨミ!広重『名所江戸百景』
たまにテレビで見かける、江戸検定1級最年少合格者なる肩書の方の著書。
広重『名所江戸百景』の「真乳山山谷堀夜景」や「亀戸梅屋敷」を題材に、そこに描かれている人物や、使われている色彩について色々と考察しているもの。
その内容はともかくとして、『名所江戸百景』は好きで、時間があるとバラバラと眺めていたりするのだが、これまではその構図の大胆さ、色彩の美しさ、描写の緻密さに感心するぐらいだったのが、その絵が刷られた時の江戸の情勢や庶民の感心事と照らしあわせて見ると、もっと楽しい見方が出来るということを気づかせてくれた。(まぁ、そこまでの知識がないのだが・・・)
ちなみに、『名所江戸百景』は岩崎コレクションのものが刷りが良くてお勧めです。
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