知の逆転
ノーム・チョムスキー、オリバー・サックスといったそうそうたるメンバーに、それぞれの専門分野だけではなく科学に何ができる?情報社会の行方は?といった質問を投げかけるインタビューをまとめたもの。
私のような凡人にとっては、普段からどれだけ考えているか?と、どれだけインプットを続けられるか?が、アウトプットの差だと思っている。
振り返ってみると、学生の頃は色んな分野の本を読んで、色んなことを考えていた。
でも、本棚を見てみると、最近では特定の分野に偏っていて、どれもどこか仕事に繋がるような本しか読んでない。
間口も狭ければ、奥行きもない。
昔は時間があった、、、というような単純なことではなく、「知」の幅も深さもこの20年でなくなっているような気がする。
直接的には関係ないように見えても、色んなテーマや事象について、都度どれだけ深く考えているか?
それが人間の幅にも繋がるのに、何か「解」を求めるような本の読み方しかしてないし、思考も浅い。
この本を読むとそんなことを考えさせられる。
もっともっと考えて、自分の見方を研ぎ澄ませて、自分を確立させないとね。
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