アーキテクトの審美眼
通読するというよりは、何かヒントが欲しい時に参考になりそうなところをパラパラと読むのに適した本。
高い抽象度で、モノの見方、複数の選択肢、アプローチの仕方、評価軸等々を示してくれているので、直接的な解は見出だせないけど、ここに書いてあることを元に色々なことに頭を膨らませることが出来る。
アウトプットを出すには、当然インプットが必要。
実用的な本もいいけど、こういった本をテーマ毎に何冊か持っていると心強いです。
最後に、まえがきから引用。
「要素技術のそれぞれにこだわりを持ちつつも、委細にとらわれ過ぎずに全体を見渡せること、リスクの低い現実的な解と最先端の有望な解とのトレードオフの考慮とバランスがとれること、その上で自己の思考のスタイルや立ち位置に哲学とも呼べる信念を持てるようにすることが目標です。」
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