« スロージョギングで人生が変わる | トップページ | BORN TO RUN 走るために生まれた »

2012年1月 9日 (月)

西郷と大久保

西郷と大久保 (新潮文庫)

真っ直ぐで美しい心を持ち、美しい日本を作ろうとした西郷隆盛と、政治的に階段を一つずつ積み上げるように自分の意志を実現していった大久保一蔵(利通)。

若い頃からの二人の友情、絆を中心に描いた一冊。

やり方は違えど、どちらにも驚嘆するのだが、結局この二人は何を成し遂げたかったのだろう?

西郷は、どういう形であれ島津斉彬の遺志を実現したかっただけか?
大久保は、ただ自分の力がどれだけ通用するか試してみたかっただけか?
結局、薩摩藩って何がしたかったんだ?権力を持ちたかっただけ??

高杉晋作や坂本龍馬好きの私としては、やはり薩摩のこの二人にはあまり魅力を感じない。

なんかこうもっと単純にストレートに伝わってくるものがない。

|

« スロージョギングで人生が変わる | トップページ | BORN TO RUN 走るために生まれた »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。