« そうか、君は課長になったのか。 | トップページ | わが国金融機関への期待 »

2011年5月 5日 (木)

言葉にして伝える技術

言葉にして伝える技術――ソムリエの表現力(祥伝社新書214)

おいしいものを食べた時に、「おいしい」という以外の表現方法を知らない。

例えば、一緒に食事をしている相手には、「おいしいね!」
レストランのシェフには、「おいしいですね。」

この語彙の貧困さだと、何も伝えられないし、何も伝わっていない。


とあるレストランで、次から次へと美味しいものが出てくる中で、そんなことを思った。


じゃあどうするか?

以下、この本からの抜粋です。

・紋切り型の表現や先入観を捨てること

・五感をひとつずつ意識して使うこと

・日常生活(とくに食事の時間)が五感トレーニングの場であると強く意識すること

・五感で感じたことをそれぞれ言葉に置き換えていくこと

・言葉を増やし、分類して言語化し、記憶すること

・相手や状況に合わせて、より受け取りやすい、適切な表現を選ぶこと

・基本は、ポジティブなものの見方に立って表現すること

要は、表現する言葉だけを暗記してもダメだということですね。
五感(とくに嗅覚)を鍛えましょう。

|

« そうか、君は課長になったのか。 | トップページ | わが国金融機関への期待 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。