そうか、君は課長になったのか。
世間一般では”課長”と言われる肩書になってから、もう何年経っただろうか?
この本にも「課長になってから、課長の勉強をしているようでは遅い。」とあるように、今更勉強するつもりもないし、この本から「お~~なるほど!」と思えるようなものもなかった。
ただ、普段は忘れてしまっているようなものもあり、たまにはこういう本を読むのもいいと思う。
(これが面白かったから読んでみたのだが)
何年も前の気持ちを思い出す、というか、何年かに一度は思い出す必要があるのだと思った。
(いい意味でも、悪い意味でも)
備忘録もあわせて、続きはこちら。
○課長ほどやりがいがあって、面白い仕事はない。
○部下の心を動かす高い「志」と「パッション」をもたなければ、誰も付いてきてくれない。
○部下の数と質において、その難易度は役員や部長の比ではない。
○細かい知識などは虚心坦懐に部下に聞くとして、大きな流れについては課長が判断し、指示する。
○仕事の成果は仕事で報いる。(人事評価について)
○社内の仕事だけ一生懸命やっていたほうが出世できるかもしれません。しかしそれでは本当の意味でのリーダーになることはできないのです。
その他にも色々とあるのだが、やっぱりこの著者も「勝ち抜けた人」ということ。
「勝ち抜けた人」だから出来たこと(まぁ、逆にそれができたから勝ち抜けたのだろうが)、あるいは「勝ち抜けた人」にしか、結果として言えないこと、、、そう感じる内容がいくつかある。
そうじゃない人が、この先の長い会社勤めの中で、どうやったら自己実現できるか?という方が、ずっと重く難しいテーマなのです。
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