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2011年4月 4日 (月)

ストーリーとしての競争戦略

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

最近読んだビジネス書の中では一番面白い。
(但し、話が長い・・・)


普段のちょっとしたレポーティングでさえ、そのストーリーを考えている時が一番楽しくて、実際に文章や図表を書き出すと飽きてしまうタイプなので、それがもっと大きな、企業の競争戦略にまで発展させたこの内容が面白くないわけがない。

戦略の構成要素を空間的な配置に焦点を当てたものがビジネスモデルなら、この戦略ストーリーは、時間的な展開に焦点を当てたもの。

それを、、、

・コンセプト(起)
・構成要素(承)
・クリティカルコア(転)
・競争優位(結)
・一貫性

という要素で組み立てていく。

特に重要なのが、クリティカルコアで、競合他社がマネしようと思わない、ストーリー全体から見ると合理的だが、そのパーツだけを見ると非合理なものをどう打ち出していくか?がポイントと説く。

それぞれの説明には、全て、実際の企業の具体例が用いられており、そういう点からも、難し内容が、身近な企業の例を通してすんなりと受けいられるようになっている。(具体例が多すぎて、話が長くなっている気もするが)


小さなテーマでもいいから、なんかストーリーを作りたい!


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