逆説の日本史(9)(10)
信長つながりで読む。
9巻は「鉄砲伝来と倭寇の謎」、10巻は「天下布武と信長の謎」。
確かに、著者の信長分析は面白い。
ただ、この2巻で一番面白かったのは、琉球の戦国時代と倭寇の話。
同じ日本の中でも、当然、沖縄には沖縄の歴史があって、それぞれの地域にはそれぞれの歴史があるのは当たり前のこと。
でもこれまでは、沖縄の歴史というと戦中・戦後の話が中心で、14~15世紀の琉球統一の話は全く知らなかった。
更には倭寇の話。
著者が言うように、私はずっと倭寇は日本人の海賊の話だと思っていたが、事実は全く違うという内容。
結局、信長の話より、これまで全然知らなかった話の方が記憶に残ってしまった・・・
(別に、信長の話がつまらなかったわけではないが)
年初から続いた歴史モノはこれで一旦終了。
しばらくは本から離れて、また読みたいものが出てきたら再開しましょう。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント