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2009年12月27日 (日)

江戸はこうして造られた

江戸はこうして造られた―幻の百年を復原する (ちくま学芸文庫)

実は、徳川家による天下普請より前の時代のことはよく知らなかった。
それこそ一万年ぐらいさかのぼった時代の、東京の海岸線とかは何かで見たことがあったのだが、中世においてどういう経緯で、江戸の街が出来上がっていったのか、ということを初めて知った。

自分が今住んでいるところは、明治~大正期の埋め立てで陸地化されたところなので、この本で触れられている歴史ではまだ登場してこないのだが、川の自然堆積から人工的な埋め立てと続いて、江戸の街が出来、それが明治~大正~昭和と更に、各時代背景の中で、東京の街が変貌していく姿が、一本の線でつながったようで、面白い一冊であった。

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