天皇論
たまにはこんな本(・・・というかマンガ)もいいかな?と。
歴史が好きで、記紀での神々の世界とそれに続く古代の天皇はわかるのだが、実は現代において天皇とは?というテーマでは何も考えたことがなかった。
(当然、ワイドショーでやってる皇族ネタは全然興味ないし。)
この千年以上も続いている「天皇」という存在も、どちらかと言うと日本文化の一つとして捉えていたようなところもあった。
ただ、、、この『天皇論』を読んで、自分が知らないことがあまりにも多いことに気付かされた。
まだ、自分自身の考えを述べる域には到底達しないが、そもそもの知識として、「天皇」についての事実を知らなすぎるのだ。
歴史というと、どうしても江戸時代までで、明治以降の近代史となると、とたんに知識がなくなってしまうのだが、今の日本を形造った、この100年あまりの間、色々な意味でその中心にいた、または位置付けられていた「天皇」という存在(若しくはその制度)を、日本人である自分がほとんど何も知らないということは、実はものすごく恥ずかしいことだと、あらためて気付かされた一冊でした。
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