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2008年9月 7日 (日)

はじめての課長の教科書

「課長って微妙な立場だよな~」っと日頃から何となく思っていた。
確かに、予算や人事権がある最低ラインの管理職ではあるのだが、何となく現場からは離れているし、かといってその上がまた一杯いて確固たる権限があるわけでもないし。

この本は、課長とはそんな微妙な立場であることを認識した上で、「でも課長は面白い」ということを謳った一冊。
これまで、マネジメントやリーダーシップに関する本は相当に読んできたが、それらとは全くアプローチの違った、より日本企業の実態に即した内容になっている。

個人的にこの本から学んだことは、以下の3つ。

「課長を社内ベンチャーの社長として捉え直す」
「自分がキーマンになることを目指す」
「社内改革のリーダーになる」

企業によって、課長の位置付け(役割、権限等)というのは色々あるかと思うが、これらは経営側の一番下っ端で、かつ現場の一番上というポジションの人間にとっては、共通的なものではないだろうか。

実は今、担当の仕事が変わって、所謂「課長」というような役割で、あまり面白みのない日々を過ごしているのだが、「課長」も面白いものかな?とちょっとだけ感じさせる一冊であった。(2008.9)

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コメント

こんにちは。ご紹介いただいた本書『はじめての課長の教科書』の著者です。まずは本書のお買い上げ、ありがとうございました。また嬉しいコメントをありがとうございます。

おっしゃるとおり、課長というのはその微妙な立場のせいで、捉え方によっては面白みのない仕事にもなります。その意味で、本書が少しでも前向きな気持ちを作るのに役立てばと思います。

宣伝になってしまい心苦しいのですが、よろしければ新刊『あたらしい戦略の教科書』も図書館などで手にとっていただければと思います。今後とも、よろしくお願いします。

投稿: 酒井穣 | 2008年9月 7日 (日) 16時14分

酒井様

コメントありがとうございます。
ご本人からのコメントでビックリしました。

投稿: te2ya | 2008年9月23日 (火) 23時22分

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