レバレッジ・シンキング
前著の『レバレッジ・リーディング』に比べると、全体的には内容が薄かったのだが、この本の主旨とは全然関係ないところで、なるほどと思ってしまった。
”やるべき仕事を、他動詞的に「やらされる」という語感の「ToDo」ではなく、「自発的に請け負った仕事」という意味のある「タスク」という言葉を用いています。”
仕事では、WBSに展開するような作業は「タスク」と読んでいるが、確かに強制的に何かをやらせるようなときは、それを「ToDo」と称して作業展開している。
深く言葉の意味も考えずに使っていたのだが、確かにその通りだ。ある局面においては「ToDo」という名のもとに仕事をやらせる必要もあるのだが、本来であれば、やるべき仕事を自分達で考えて「タスク」という形でやって欲しいのが本音。
そんな風に、みんながアクティブに動いてくれれば、仕事ももっとうまく回るのだが、、、と全然違うことを考えてしまった。
あと、”うまくいった方法を仕組み化すれば、いつでも誰でも再現できる。”という労力のレバレッジも、まさにプロセスエンジニアリングの根幹の考え方。
結局、どんな仕事も、その基本的な部分は同じような考え方で構築され、あとはその応用がどれだけ出来るかががポイントなのだと思います。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント