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2007年8月12日 (日)

もし部下がうつになったら


ここ数年、まわりにどんどん「うつ」の人間が増えている。

本書は、そんな「うつ」になった部下や同僚への、現実的かつ具体的な対応のすべてを明快に述べると謳っているが・・・

結局は一般論にとどまっている、というかこれ以上具体的には書けないのだと思う。
職場で色々なケースを見ているが、「うつ」になった原因一つとっても、上司の問題、仕事の難しさの問題、家庭の問題等々色々なケースがあり、またその人間のポジションや性格等、本当にさまざまなファクターを考慮して、異動させるかさせないか、復帰した際に元の職場に戻すか戻さないか等、その時には最善と思われる対応をするしかないのだ。

しかも復帰した際にも、薬によって元気な状態を保っているのか、本当に元に戻ったのかの判断が、非常に難しいのだ。

この本がいい悪いということではなく、この問題が本当に難しい問題だということを、改めて認識させられた。

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