だれも教えなかった料理のコツ

週末には必ず夫婦で料理をする。
(平日はほとんどコンビニ弁当だが・・・)
気が付くと料理を始めてもう15年ぐらい経っているので、一通りのことは出来る。
ただ、プロの人に習ったことがないので、「ちょっとしたコツ」を知りたいとずっと思っていた。
この本は、そんな気持ちをちょっとだけ満たしてくれる本である。(やはり最後はちゃんと習わないと無理だと思うが)
料理の素材毎に、「ちょっとしたコツ」と簡単なレシピがいくつかついているのだが、
一貫して書かれているのは、
・いい素材を使って、素材の味を引き出す。
(しかも素材を丸ごと使う)
・季節毎の「旬」を楽しむ。
・丁寧に作る。
・いい道具を使う。
ということ。
最近は、昔は捨てていたような「ネギの青い部分」や「セリの根っこ」なんかも全部使うようにしていて、素材を丸ごと使ったり、旬を意識したりはしていたのだが、やはりまだまだ足りない部分がたくさんあることを知った。
調味料にしても、フルール・ド・セルの塩とかのちょっといいものを使うと格段と料理が美味しくなることはわかっているのだが、その一方で醤油は普通にスーパーで売っているものだったり、、、
道具にしても、欲しいと思うものはたくさんあるのだが、なんとなく今使っているものがまだ使えるので、ずるずると普通のものを使い続けてしまっている。
「料理が趣味です」と言っている割には、大した拘りがなくやってきてしまっている。
もっともっと素材や道具に拘ろう。そう思い立たせてくれた一冊です。(2007/4/1)
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