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『ワンダフル・ライフ』に続くグールドの大作。
生命の進化を”平均”とかの表面的なものではなく、”全容”の変異で捉える重要性を、野球の4割打者の絶滅や、細菌の例を使って面白く説明している。
人間が誕生したのは、”進歩”というトレンドが生み出したのではなく、”進化”の上でのただの偶然ということを強く謳っている。
生物学の本として面白いだけではなく、アベレージやメジアンを採用することの危険性や、物事を捉える時の全体の変化を見ることの重要性を教えてくれている。 (2006/1/25)
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