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2006年11月20日 (月)

仏教・神道・儒教集中講座


日本人が無意識のうちに取り込んでいる、仏教、神道、儒教について、非常にわかり易くまとめられた一冊。

これまで日本の歴史関係の本を多く読む中で、色々な話が出てきても、全体としてわかりずらかった仏教については、特に面白く読めた。

何でも取り入れてしまう神道については、キリスト教のような一神教を考える上で、もっと踏み込んだ内容を期待したのだが、どうしても神道以外の話に脱線してしまっているのは残念。

しかし、神道の「あるがまま」という考え方は、キリスト教の人間が謳う、「目標!」「~すべき」「~以外は認めない」という考え方と対立するものであり、今後色々なことを考える上での、ちょっとしたキーワードになりそうです。(2005/12/13)

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