
軽いタッチの表現で読み易く、一気に読む。
江戸の人たちの大らかさ、その日ぐらし、楽しいことが大好き、、、という特徴が著者の文体とよくマッチして、当時の様子が目に浮かぶよう。
「目標がなければ生きている価値がない。」という本が大量に出回っている一方で、「楽しくのんびり暮らしましょう。」という江戸人の生き方には、共感できるものが多く、な~んだ今のままでいいじゃん、と思えてしまう。
並行して読んでいた別の本に、「目標がなければ問題は発生しない。」という文章があり、思わず笑ってしまう。
そう、楽しんで生きましょう。
(2005/12/11)
コメント